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平成 25年度二級建築士 - 課題の解説と講座の特徴 -![]()
![]() 本年度二級建築士設計製図試験の
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設計製図試験で評価の対象となるものは、申すべくもなく設計と製図であり、この面から本年度の課題について考えます。
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先ず設計(計画)については、併用住宅という点では、従来、種々出題されたものと類似点もあると考えられます。特に平成19年の課題「住宅地に建つ喫茶店併用住宅」と建物の性格は非常に似ているといえますが、それだけに、今年の課題では、敷地環境への配慮、レストランと一体化した屋外テラス、レストランの天井高を高くする、レストランを吹抜けとするなど、様々の条件も付帯条件として示される可能性もありますので、このような面への注意も必要です。
レストラン併用住宅として一般的に、計画上配慮すべき点として、レストラン部分と住宅部分との関係、動線等は無論のこと、敷地への配置計画も特に注意すべき点で、敷地の接道条件を勘案した上で、住宅部分へのアクセス、レストランへのアクセスをどのように考えるかがポイントとなりますが、また、上記のように敷地環境(接道条件、公園に隣接しているか、商店街に隣接しているか等)、レストランの性格等の他、住宅部分の性格(家族構成、高齢者が同居する住宅か否か等)についても留意する必要があり、様々な課題条件が考えられるため、それらに的確に対応して計画することのできる計画力を身に付けておく必要があります。
以上のように、近年の二級建築士試験では、計画力を特に問う傾向があるため、充分その面への準備をしておく必要があり、また、その前提ともいえる法的な面についての知識を確実にしておくことも必須条件として重要です。
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他方、製図については、木造では、元来、早く正確に書くための製図力が必要であり、特に近年は2階床伏図兼1階小屋伏図が出題されるなど、更に充分な準備が必要で、製図の不備が不合格に連なる割合も多いことから、木造に対する正確な知識と時間をかけた訓練が必要とされています。
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