![]() 本会の建築士受験対策講座は、中央省庁 県庁や我が国を代表する企業の研修に採用され、公立大学の社会人公開受験対策講座にも採用された実績を有しています。 |
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![]() ![]() 本課題の本質的な意味
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本年度の課題の本質的な特徴は、従来の課題は時間の経過を特に考慮に入れない設計の課題であったのに対して、本年度の課題は、時間の経過を織り込んだ設計の課題であるという点です。 本課題のポイント
ライフステージとは、人の一生における大きな節目、就学、就職、結婚、出産、子供の成長、独立、定年退職、高齢化、親の介護などの様々な節目のことで、これらの節目に生じる生活空間の変化に対応して住宅として大きな改変をすることなしに、比較的柔軟に、フレキシブルに対応できることをいいます。
三世代住宅は、文字通り、三世代の同居する住宅で、最も一般的な例としては、親世代、子世代、孫世代が同居するパターンで、従来の課題でも老夫婦と子供夫婦とその子供の同居する2世帯住宅の例として出題されています。
本課題では、「外壁の仕上げについては、試験問題において指定した仕様により行うものとする。」とわざわざ記されていることからも、図面上の重要な採点ポイントとなる訳で、部分詳細として指定された部分(基礎部分、2階床組部分、軒先部分等)において、外壁の仕上げについて湿式工法の場合、乾式工法の場合等、正確に記すことが出来るように準備しておく必要があります。 本課題における特に重要な留意点
平成24年以降の試験内容の見直しが行われて以来、課題条件が比較的、自由度の高いものとなってきたということが、近年の注目すべき傾向としてあげられます。これは詳細なことまで全てを課題条件として示すのではなく、設計者(受験者)の判断の余地を比較的大きく残す課題条件とするという意味で、例えば近年の課題では、必要となる主要な室名は示されても、各々の室面積は多くの場合、受験者自身で適確に判断することが求められるようになってきています。
このため、先ず受験者は、正確に課題の基本的条件を把握する力とともに、それらを踏まえて課題に示されていない諸々の条件については適確に判断し、提案して行く力が必要となります。 以上は設計を始めるために必要な重要な前提条件ともなるもので、合否を決める第一の鍵ともいえます。 本会の講座では、上記のような課題の特徴に伴う課題のポイント、留意点等を踏まえ、設計・製図・要点記述等について基礎から応用まで、厳選課題による懇切丁寧な指導により着実な合格力を養成し、毎年高実績を上げています。 |