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合格への鍵 講座>新傾向問題>ワーキングジョイントとノンワーキングジョイント

新傾向問題講義メモでは、近年の傾向である、より深い理解を要する新しい傾向の問題を取り上げて紹介していきます。内容は、随時更新する予定です。
ワーキングジョイントとノンワーキングジョイント
(1)ワーキングジョイントとは、目地のムーブメントが比較的大きい目地を言います。ムーブメントが生ずる原因としては温度・湿度の変化に伴う部材の変形や地震に伴う層間変位や風による部材のたわみ等が挙げられます。ワーキングジョイントの場合には、それらのムーブメントに対する追従性、接着性、耐久性、施工性を考慮した、適切な目地幅、深さを決定する必要があります。
また、ワーキングジョイントの場合3面接着にすると、ムーブメントによりシーリング材に局部的な応力が生じ破断しやすいので3面接着の防止をする必要があります。
(2)ノンワーキングジョイントとは、目地のムーブメントが小さいか、または、ムーブメントを生じない目地を言います。目地幅、深さは、シーリング材が確実に充填できる寸法であり、接着性・耐久性を確実に確保でき、硬化阻害を起こさない寸法を決定する必要があります。
また、ノンワーキングジョイントの場合は、目地底に水が浸水した場合に水みちとなる
2面接着よりも、シーリング材が目地底に接着して水みちを生じない3面接着の方が有効です。
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