全日本建築士会について 50余年の建築士育成事業の実績をもとに、社団法人全日本建築士会が総監修した、建築関連資格の特別養成講座

平成19年度試験の総評

 一級建築士設計製図試験について 10月18日更新

講座トピックスでは、社団法人全日本建築士会(執筆は当会講座の総合監修者)による、試験対策の情報をご紹介しています。内容は、随時更新する予定です。

一級建築士
設計製図本試験
課題の傾向
先般実施されました本年度の一級建築士設計製図試験「子育て支援施設のあるコミュニティセンター」における特徴的な傾向としては以下の点をあげることができます。
  1. 敷地周辺環境として敷地東側の公園、南側の遊歩道に特に留意した計画とし、また子供達の使用する噴水広場の配置と子育て支援施設との関係についても考慮する必要がある点。以上については1F建物内部を貫く南北を結ぶ軸線となる導線を確保し、この軸線に沿うように噴水広場を設け、またその広場に関係づけて子育て支援部門を計画していくことも一つの有効な考え方になると思われます
  2. 子育て支援施設のセキュリティに配慮した計画とする点
  3. 和室等からの眺望へ配慮する点
  4. 屋上庭園を設け、建物内の諸室との関係に配慮する点
  5. 昨年度に引き続き、構造計画、設備計画にも配慮する点
上記の1、については、従来にも増して、建物と外部環境、外部空間との関係に深く配慮した計画が必要とされ、また2、3の施設のセキュリティや眺望そのものについて課題条件とした例も従来余り見られなかったものと言えましょう。当会の一級建築士設計製図試験講習会では、厳選された練習課題により上記のような本年度の課題の特徴にも十分対応できる能力を養う内容となっており、本講座受講生諸氏の成果が期待されます。

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