全日本建築士会について 50余年の建築士育成事業の実績をもとに、社団法人全日本建築士会が総監修した、建築関連資格の特別養成講座

平成19年度試験の総評

 二級建築士設計製図試験について 10月1日更新

講座トピックスでは、社団法人全日本建築士会(執筆は当会講座の総合監修者)による、試験対策の情報をご紹介しています。内容は、随時更新する予定です。

二級建築士
設計製図
本年度の課題「住宅地に建つ喫茶店併用住宅(木造2階建)」は、従来も頻出されたいわゆる木造店舗併用住宅の流れの中に入るものと言えますが、他方、以下は新しい傾向のポイントと言えます。
  1. 要求諸室が多く、これらの中で南向きに配置することが好ましいものを考慮すると、敷地の東西方向の幅が狭く、相当のプランニング力を要する。
  2. 敷地南西角部(敷地に接する二道路の交差部)の外部空間の計画力。
  3. 課題条件に初めて耐震性への考慮が記されたことによるバランスある耐震壁の配置(平面計画上の配慮)。
以上に対しては、これまでのように単に類似練習課題を多くこなしただけでは対応が困難で、相当の応用力を要すると考えられます。
本会の今年度二級建築士設計製図講座では、従来になく幅広いバラエティに富む課題条件、敷地条件に加え、小屋伏、床伏図による構造計画力の養成にも努めましたため、上記の本年度の新しい傾向ともいえる課題にも十分対応できる力を受講生は身につけられたものと考えています。

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